防衛大学校の生活 4月編①
🌸防衛大学校の生活 🌸 4月編
初めましての方ははじめましてしょーぴろといいます。私は2020年に防衛大学校を卒業しましたが、入校する前はどんな学校なのか全くわからず調べても情報は棒倒しの映像とニュースで取り上げられる厳しい生活の日々ばかり。。。あまりにも偏ったものが多いと感じたので、一学生としての生の声を届けられたらいいなと思い始めました。拙いところもあるかとは思いますが、このブログがいつか多くの人の防衛大学校の入校に対する判断の糧になればうれしいと思っています。
防衛大学校の暮らしと入校まで
防衛大学の一番つらい時期は1学年の4-6月だといわれています。
夏休みが7月末にあるのでそれまでに耐え切れずやめていく人が多かったです。
特にGW後は一度実家に帰ってぬくもりを思い出してしまい、無断で防衛大学校に帰らずに騒ぎになることもしばしば。。。
学生全体で捜索することもあります笑
かくいう私も、後述しますがラッパの音に耐え切れず深夜に何度も起きました
家族の名前を寝言で行ってるのを同期に聞かれて恥ずかしい思いをしたこともあります
この時期はみんな同じようにつらいので、周りときつさを共有しながら耐え忍んでいる感じでした
ですが逆にそこを乗り越えればとてつもなく濃い時間を24時間常に共有し続けた仲間ができるので少しずつ楽しくなっていきます
1年生から4年生になるまでの自由度 1年生から4年生になるまでの忙しさ
4月1日着校日
忘れもしません
だいたい午前中?に親と一緒に学校へ行きます
早ければ早いほどいいです
なぜなら防衛大学校には対番制度(兄弟関係みたいなもので、2年生が1年生を卒業までマンツーマンで守ってあげます)というものがあって、入校する前にはもう既に担当者が決まっています
4月1日は大忙しで、その日中に入校者500名の健康診断と寮生活での衣類制服の受領を行わなければなりません
私が2年生で1年生を待っていたときは、その1年生がぎりぎりに来たために仲間の2年生までかき集めて全部ダッシュで動かしてました
基本的には学校についた時点で所属する場所(〇大隊)が決まって、上対番と面会した後一緒に指導官や部屋長に対してのあいさつ回り、健康診断と衣服受領、同部屋の顔合わせ、入校式への準備等を行います
詳しくはまた後ほど… 入校式までの道のり